2022/07/13 21:25
磨き込むほどに輝きを増す緻密で重厚な素材ー黒檀
木のアクセサリーのメインのパーツである黒檀（ebony)は
東南アジアとアフリカの一部で育っている柿の木の仲間の木です。
黒い色が特徴で成長するのに非常に時間がかかる為、目が詰まっていて硬く
硬いことによって、緻密な彫りや透かしを施すことができるのです。
そして磨くと、まるで金属のような輝きが出ます。
茶色い木はインドではsheeshamと呼ばれるインディアンローズウッドです。
どちらの木も、貴重なため年々手に入れることが難しくなってきています。
主に、楽器や高級な家具などに使われています。
これらは木自体に油分を持っているため、使うほどに輝きを増し耐久性も備えた貴重な素材です。
染め物をするために訪れていたジャイプールで偶然ebonyに出会い、
染め物に使う道具（木の判子）の緻密な彫りに驚き、
アクセサリーに結びつきました。
それからは、何度もジャイプールを訪れ、加工するクラフトマンを探し、デザインしたものを手振り身振りのコミュニケーションを
とりながら、ようやく形にしてもらうことができました。
花の木ネックレス、アラベスク、stone2wayネックレスなどに使われています。
ーー取扱い方ーー
木は温度や湿度に合わせて呼吸をするように変化します。
高温や多湿なところで保管しますと、割れや歪みの原因となりますのでご注意ください。
木を使ったリングなどは、手を洗う時などは外してお使いください。
乾燥気味な時は、少量のオリーブオイルなどを布で拭いていただきますと、潤いが戻ります。
お使いになられた後は、柔らかい布で拭き元に入れていた箱におしまいください。
